こんにちは、木更津市の歯医者のきさらづ歯科クリニックです。今回はプラークについてのお話しです。
歯の表面についている厄介な白い塊、歯垢やプラークと言われているもので、細菌の塊なのです。この塊なぜ歯の表面にくっついているのでしょうか?
それは、まず最初に、歯の表面に唾液中の糖タンパク成分であるペリクルが膜のように形成されます。ペリクルは歯みがきした後の数分後に形成され、歯を保護してくれる作用があるのです。一方で、このペリクルには粘性が強く細菌を吸着しやすい性質があるためお口の中の悪い細菌を吸着して塊が形成されプラークとなります。
このプラークは残念ながら「うがい」だけでは取り除くことが出来ませんが、ブラッシングで落す事ができます。虫歯や歯周病の原因となるプラークを除去するには、毎食後のブラッシングが大切なのです。